３月９日（木）に年少、年中、年長は多目的広場にお別れ遠足に出掛けました。なかなかみんなで出掛ける機会も減っていたことで、登園する時から楽しみにしていた子ども達で、朝からお弁当のおかずやおやつについて友達と会話をしていました。

年長組は多目的広場の上にあるウォーキング道の山登りに取り組みました。「自然を感じ、春を沢山発見しよう」「友達と声を掛け合って最後の思い出を作ろう」と話し合い、「頑張るぞ！」と出発しました。大きな石や道幅が狭い箇所も前の人が後ろの人に声を掛けていました。

ソメイヨシノ、しい、つつじ、杉、椿、ツワブキなど実際に見て、樹木につけられた名前のプレートを発見して木を観察しました。

○展望広場では、海が見えたり、日向市の街を見て、「きれいだね」と登ってきた達成感も味わっていました。ベンチでほっと一息ですね！！

　色々な企業も展望台から発見し、「将来働きたいな」との呟きも微笑ましかったです。

年中組は、自分でマーカーや切り紙、花紙で飾りつけをしたバッグを身に付けて出発です！

多目的平場に着き、約束事を聞いた後に散策をし、遊具で遊びました。

○散策では、どんぐりや落ち葉を見つけると、「あった！」と大興奮だった子ども達、バッグに入れると、「見て！こんなに拾ったよ！」と見せ合ったり、落ち葉に空いてある穴から覗き合う姿が見られていました。

○遊具では、鉄棒やクライミングなど様々あり、日頃とは違うものということもあって思い切り挑戦していた子ども達です。また、遊び方の看板を見て、自分達で考えたり、友達と「ぶら下がるんじゃない？」「前回りもできそう！」などとアイデアを出し合う姿も見られていました。

年少組は、広場の坂から下の場所を使って散策するクラスと体を動かして遊ぶクラスに分かれて楽しみました。

○散策では、どんぐりや落ち葉が落ちており、手の中にたくさん集めて友達と大きさ比べをしたり、落ち葉をお面や頭飾りに見立てて友達とのやり取りも楽しむ姿が見られていました。また、啓蟄を迎え、土から出てきている虫にも興味を示していた子ども達です。

○広場では、遊具や坂を使って体を伸び伸びと動かしながら楽しみました。何度も上り下りを繰り返して走ったり、時には友達と「よ～いドン！」と声を掛け合ったりしていました。下り坂は前傾姿勢になり、バランスが崩れる子どもや歩幅が小さい子どもの姿も見られていましたが、少しずつ体のバランスを考えて走るようになり、下り坂も勢いよく駆け抜けていました。

遊具の遊び方を知ると、腕とお腹に力を入れ、遊具説明の看板のイラストを真似しながら挑戦する姿も見られていました。

天候の関係上、弁当は園に帰って来て食べましたが、「楽しかった！」「また行きたいね！」等と嬉しそうな呟きがたくさん聞かれました。

最後のお弁当でした。

美味しいお弁当、1年間ありがとうございました。

いよいよ、今年度も残りわずかとなりました。

来週も子ども達と一緒に１日１日を大切に笑顔で過ごし、年長児は卒園、年中・年少児は修了を迎えたいと思います。